Client Voice クライアント様の声

衛生士の本来業務はゲストの健康サポート
美希デンタルクリニック
歯科衛生士 村上 綾 さん

衛生士の本来業務はゲストの健康サポート

美希デンタルクリニックのオープン当初から勤務し、T*SISの「開業支援パワーアップコース」を受講された、歯科衛生士の村上綾さん。受講前後での変化についてお話をうかがいました。

時間との闘いから、個別のケアへ

T*SIS代表の豊山とえ子先生のレクチャーを受けたことで、「何かを得た」というよりは、歯科衛生士というもの自体が私の中で変わりました。
それまでは、歯科衛生士の仕事は流れ作業の一コマのように捉えていて、一人ひとりのゲストに合わせて、お口の中の健康を考えるというよりも、時間との闘いでした。

私が以前に勤めていた歯科医院では、「より多くのゲストを」という意識ばかりが先行し、質よりも量をこなすという働き方でした。また、担当制でもなかったため、過去と比べて今が良い状態なのかさえもわからず、その日に担当になった分をこなす、という日々。なおかつ、歯科衛生士も歯科助手も受付も同じで、「歯科衛生士がいる意味はどこにあるのだろう」と、違和感を抱いていました。

とえ子先生のレクチャーはこうした違和感を払拭し、「私たち歯科衛生士にできることがあるんだ」と気づかせてくれました。
お一人お一人のお口の中の状態を見て、その人に合ったクリーニングを行うこと、ゲストと1対1で話しながら治療の相談を行うことこそが、私たち歯科衛生士が本来すべきことであり、歯科衛生士だからこそできることです。本当の歯科衛生士の姿を教えてくれたという意味で、私の人生を変えてくれました。

チームの一員として経営も意識

レクチャーでは、歯科衛生士としての技術、接客、口の中の健康に関する知識、そして治療に使う器具・材料についてまで教えていただきました。歯科衛生士として働き始めて4年が経っていましたが、正直なところ、自分が使っている器具・材料について「なぜ、これを使っているのか」と考えたことがありませんでした。
自分自身が今まで何も勉強してこなかったことに気づき、あまりの技術のなさに驚きましたが、新しい技術・知識の習得はすべてが楽しく、充実していました。

また、レクチャーを受けたことで、経営という面も少し意識するようになったことも変わった点の1つ。キャンセルが発生したときにショックを受けるようになりましたし、雇われている側とはいえ、経営のことも含めて一緒に考えるのがチームなんだ、と思うようになりました。

オールハンドでのクリーニングを提供したい

2008年のオープン以来、お客さまは次第に増えています。当初は1日10人台だったのが、今では30人前後にまでなっています。お客さまから話をうかがうと、しっかりとカウンセリングを行ってご自身の希望をうかがっていること、なるべく痛みがないように心がけていることが、非常に喜ばれているようです。また、待ち時間がほとんどないことや終わりの時間を決めて守るようにしていることなども、ご好評いただいているようです。

今後は、今、行っている自費クリーニングのスペシャル版として、オールハンドでのクリーニングをメニューに加え、ご提供できればと考えています。

(2010年8月 掲載)

T*SIS 代表 豊山とえ子DH からのMessage

村上DHはとても心優しく、何事にも前向きに取り組まれる方です。ゲストに喜んでいただくため、スタッフの皆様と一丸となっての、たゆまぬ努力に感服しています。それは、常にハイレベルなサービスを目指す美希先生の自慢の一つでもあると思います。村上DHの笑顔と穏やかな雰囲気に癒される一人として、オールハンドのメインテナンスがメニューに加わる日を楽しみにしています。

この事例の参考プラン