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オープン2ヶ月で定期健診のゲストも定着
Kデンタルクリニック
院長 川瀬 健輔 先生

オープン2ヶ月で定期健診のゲストも定着

完全個室で天井高4メートルの開放的な診察室。受付では、ゲストが座って会話ができるようにと、イスを配置し、ローカウンターを採用。2010年5月にオープンしたKデンタルクリニック様の院内には、「安心して気軽に通っていただきたい」という川瀬健輔院長の考えが至るところに表れています。そうしたコンセプトは、もちろんスタッフ教育にも。そんなKデンタルクリニック様では、オープンの10日ほど前に、T*SISの「開業支援パワーアップコース」を受講されました。

研修後、スタッフにいい緊張感が生まれた

オープンに当たって、歯科医院での勤務経験のない新人スタッフもいるので、まずは歯科診療の現場を体感して雰囲気に慣れてもらいたいと考えました。自分自身でも教えていましたが、おもてなしの部分などは特にプロの指導が必要。

歯科医院にいらっしゃる方は、普通のお店のお客さんとは違いますが、美容やメインテナンス目的で通う方もいるので、病院のような医療者と患者という関係でもありません。

そうした歯科医院ならではのポジションを理解した上でのおもてなし、施術のあり方を教えてもらい、セミナーが終わったときにはスタッフの雰囲気が明らかに異なっていたのが、研修の一番の成果です。朝、セミナーを始めたときと、終わったときのスタッフの変わり具合に、私も院長としての姿勢を正されました。

チームの最前線に立つのが歯科衛生士

私は、チームのメインは、歯科医師ではなく、スタッフであると考えています。私は一番後ろにいて必要なときに出ればいい。なぜなら、ゲストとより多く接するのも、医師には聞きにくいことを伝えられるのもスタッフだからです。

「○○先生のところ」ではなく、「歯科衛生士の○○さんがいいから、行こう」と思ってもらえるような歯科医院になりたい。クリニック名を自分の名前にしなかったのも、そのためです。

スタッフの対応でリピーターも増加

開業から2ヶ月経ち、次第にリピーターの方も増えてきました。定期健診のために来院されるゲストも増えています。その要因の1つには、やはりスタッフの対応のよさがあると思います。

今、歯科衛生士は、2名のベテランスタッフが非常勤で働き、若手の5年目のスタッフ一人が常勤で働いてくれています。今後、経験の浅い新人を採用することもあるでしょう。常勤の若手スタッフが、メインで教育を担当できるくらいに成長してくれれば、と思っています。日々の仕事に慣れれば、逆に、研修で教わったことを忘れてしまいがち。初心を思い出すためにも、T*SISに、機を見て突撃でチェックしてもらえないか、相談しているところです。

(2010年8月 掲載)

T*SIS 代表 豊山とえ子DH からのMessage

開業前、メインテナンスの必要性をクライアントにスタッフが説明して欲しいとおっしゃっていましたが、2ヶ月で定期健診のゲストが定着するという結果が得られたのは、その意図通りにスタッフへの権限委譲が良い形でできたからだと思います。
川瀬先生は、自立したスタッフとともにゲストの健康づくりに貢献するという、今まさに求められている歯科医療機関のモデルになるような取り組みをされています。改善したい点などたくさん出てきていることと思いますので、川瀬先生の理想に近づけるようサポートさせていただきます。

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