T*SISインストラクター
フリーランス衛生士
小池 幾代 さん
フリーランスとして働く歯科衛生士の小池幾代さんが、T*SISのレクチャーを受けるようになったのは、2007年4月。当時、歯科衛生士として20年目、フリーランスとして働き始めて2年目の頃でした。「もうワンランク上の歯科衛生士になりたい」と考えて受講を決意されたという小池さんは今、セミナー講師としても活躍しつつ、さらに「歯科衛生士の初等教育に貢献したい」という新たな夢を手にしています。
探していた人にやっと会えた!
2006年5月に、T*SIS代表の豊山とえ子先生のセミナーを受けたのが、とえ子先生との初めての出会いです。それまでにいろいろなセミナーを受講しましたが、なかなか胸のど真ん中にくるものがなく、腑に落ちないでいました。とえ子先生に出会って初めて、「探している人にやっと会えた、この人に師事しよう」と決意しました。
歯科衛生士は技術職ですから、技術的な話や学術的な話が多いのは当然ですが、たとえば経験値が浅い人がクライアントに何を提供できるかと考えたときに大切なのは、人としての根本的なことではないでしょうか。とえ子先生は、技術の高さもさることながら、そうした部分も含めて教えてくださったのが大きな違いでした。
自分の魅力をより発揮する方法が身についた
実際に月に1度、トレーニングに通うようになったのは、2007年4月からです。言葉遣いから話し方、メイク、パーソナルカラー、立ち振る舞いまで、自分の魅力を遺憾なく発揮する方法を教えていただきました。他の会社でもマナー講座のようなものはありますが、相手に対する心遣い、気遣い、おもてなしというところまで深く学べるものはほとんどありません。
しかし、こうした部分はゲストとの意思疎通を図る上で非常に重要。話す内容は同じでも、その表現の仕方によっては、完全には伝わらないと思うからです。
若い歯科衛生士たちが自分らしく働けるよう
フリーランスで働くということは、1つの施設で常勤で働くのに比べ、クライアントにしても、一緒に働くスタッフにしても、より多くの方と会う機会があります。そのなかで自分に何ができるのか、何を教えることができるのか、常に向上心を持つことが重要。負けず嫌いな人のほうが向いているでしょう。
私の場合、とえ子先生という、人としても女性としても仕事人としても、目標となる方が目の前にいることはとても大きいです。1年間のトレーニング期間を経て、もっと自分は成長できると気づかせていただいたことが、一番の大きな習得です。
私は、「この人だったらなんでも聞いてもらえそう」という親しみやすさが自分の強みだと感じています。その親しみやすさを活かしながら、今後は、歯科衛生士の初期教育にもっと貢献したいと考えています。若手の頃にどんな人と会うのかが、その後の人生を左右します。私がT*SISに出会って変わったように、若い歯科衛生士たちも目標を持ってその人らしく働けるようサポートすることが、今の目標です。
(2010年8月 掲載)
T*SIS 代表 豊山とえ子DH からのMessage
あるセミナーの講師を務めたときの事、相槌を打ち続ける聞き上手なオーディエンスがいました。そのオーディエンスが小池DHでした。とても聡明で、相手の気分を良くさせてくれ、親しみと安心感を与えてくれるところなどは、小池DHの最大の魅力です。その魅力を活かしながら、多くの人々に幸せを提供し続けて下さい。それが、歯科衛生士の初等教育への貢献につながるものと確信しています。
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(歯科衛生士向けサービス)